続・新しい生活 9月16日

いやぁ～、やっぱり仕事と育児の両立は大変！！日記を書く時間がって言い訳・・・。
訓練期間も終わり丸一日保育所で過ごす生活が花梨にもやってきた。問題なし！とはいえないけれど、さほど泣くこともなく、それなりに一日を過ごしてくれているようだ。夕方迎えに行くと顔に泥がついて、鼻水をたらし、服もドロドロの姿を見るとちょっとかわいそう・・・。顔ぐらい拭いて欲しいが、私がしていたように頻繁にはしてもらえないよね、と言い聞かせる。早速、風邪？もうつったのか、鼻水をここ1週間ほどたらしている。今まで風邪なんてほとんどひいたことがなかったのに！保育所に入れると病気をもらってくるよ、と前から言われていたし、覚悟はしていたが鼻水たらしてる子が多い！！仕方ないか・・・。

心配事はお昼ご飯をあまりたべない事。メニューどうこうっていうか、こればっかりは時間が解決してくれるのを待つしかないのかも。スプーンよりも手づかみで食べるのが好きだし、手づかみでさえ機嫌が悪いと嫌がり、昨日は出来たことが今日は出来なかったり（したくない？）。はなから出来ないのならさほど腹も立たないんだけど、出来るのに何かが原因でしたがらない、その原因がわからないからこっちも腹が立つのよね～。保育所でも「今日は一杯食べたわよ」って担当の保母さんも一安心風だったのが、翌日は「今日はパンしか食べなかったわ」って、後戻り。保母さんも「昨日はびっくりするぐらい食べたのに、今日はほとんど食べないから・・・」って、少々困り顔だった。「仕方ない」とおもってくれればいいけど、「うっとおしい」とおもわれないかと内心ハラハラ。
　
　日本ではベビーシッターの虐待ってのがあるって話を聞いて、「フランスにはなさそう」なんて友人に話していた。フランス人は陰湿ってタイプでない。言いたいことがあるなら「こんな事言ったら悪くおもわれそう」とか考えないのでズバズバ言うし。フランス人の幼児虐待は想像できない。それにフランスだとやってほしいこと・やってほしくないことを遠慮して「これ言ったら気悪くするかな」的な発想はないので、元々あまり言いたいことが言えない私は自分に言い聞かせていた。だから保育所でもすぐに気になる点があれば言おうと。が、仕事復帰して、同僚と話しているとあまり強くは言わない方がいいという意見が！！その意見に賛成のフランス人もいるとか！ま、虐待はしないとしても「かまわない、手をかけない」ってことはされる可能性がってことみたい。やっぱりこうなると国民性どうこうってよりも、人間性の問題かぁ。難しいなぁ。

仕事の方は復帰してよかった。花梨といるのは楽しい！可愛い！が、疲れる。遠出はもちろん無理だし、どこへ行くのにも一緒。復帰してどれだけ自分の世界が小さくなっていたか改めて実感。それに洋服を選んで、化粧して、外に出るってことがどれだけ必要だったか思い知らされる。家にいるときは「どうせ誰にも会わないし」と化粧もしない、おしゃれもしない日々だった。それに慣れればそれが普通。でもやっぱり、身なりに気遣うことを忘れちゃいけないね。自分のためにも。